新潟県の求人倍率は毎年変化しています。新潟県では、パートを含む全数の求人倍率やそれ以外の求人倍率を一定期間ごとに公表しているため、これらのデータを見れば新潟の求人に関する情報を知ることが可能です。平成28年度における新潟県全体のパートを含む全数の新規求人倍率は1.86倍で、あまり高い倍率ではありませんでした。翌年の平成29年度には状況が少し改善して、全数の新規求人倍率は2.15倍まで増加。前年と比較して0.3パーセントほどの小幅な増加率ですが、求人倍率が増えたことにより、新潟県内での仕事探しがしやすくなったという人も多いです。
平成30年度には、全数の新規求人倍率はさらに2.28パーセントまで増加し、2年連続で県内の新規求人倍率は増えたことになります。ところが、翌年の令和元年度には全数の新規求人倍率は2.20パーセントまで減少し、令和2年度の新規求人倍率はさらに1.93倍まで減少。その一方で、新潟県の有効求人倍率も毎年大きく変化しています。平成28年度の全数有効求人倍率は1.35倍で、同年度の新規求人倍率よりも低い倍率でした。平成29年度の有効求人倍率は1.56倍になり、新規求人倍率と同じように前年度より倍率が増加しています。
平成30年度の有効求人倍率は1.70倍まで増加し、さらに仕事が見つけやすくなりました。しかし、令和元年度になると有効求人倍率は減少し1.59倍に。令和2年度はさらに有効求人倍率が減少して1.22倍となり、平成28年度よりも低い倍率となりました。令和3年度は、求人倍率が増加することが期待されています。